『冷え』の原因は『内臓温度の低下』にある 2015/09/22身体ブログ 〜手足があたたかくても安心できない理由〜最近、「低体温」と訴える女性が増えてきましたが、そんな彼女たちも昼間の検温では以外と36,5℃と一般人と平均値は変わらないんです。実は朝、起床時に計ると確実に低いんです。皮下8cmの深さまで計測できる「深部体温計」で計測すると「内臓温度」がびっくりするほど低い事があります。まさに朝低く、昼間になると上昇言ってみれば「変温動物」のようになってしまっているんです。内臓が冷えて自覚のない人を「かくれ冷え」と呼んでいます。近頃は男女を問わず60%もの人が「かくれ冷え」を持っていると言われます ★4大兆候に『気をつけて!』①「基礎代謝」が低下すると体重が増える。「基礎代謝」とは人間が生きてゆくための最低限なエネルギーのことです。ただ「内蔵温度」が1℃低下すると約12~15%も落ちます。その為にエネルギーが代謝されずに体に蓄積されると太ってしまいます。 ②「免疫力」の低下は「疲れ」「ストレス」を感じやすくさせます。「免疫力」とはウィルスなど有害な物質が入ってきたときに、ブロックしたり、やっつけたりする細胞のことです。「内蔵温度」が1℃下がると30%の「免疫力」が低下します。すると、ウィルスなどを殺す能力が弱くなり、風邪の治りや、花粉症などのアレルギー性疾患を招く恐れがあります。 ※常に37℃を保っている、心臓と脾臓は癌にはなりません。癌などウィルス細胞は体温の低い所を好みます。 ③「自律神経」の乱れが「痛み」「こり」を引き起こす。「自律神経」とは生命を維持するため、自分の意志でコントロールしなくても働いてくれている神経のことです。「内蔵温度の低下」が起こると「自律神経」は生命の危険を感じ「異常事態」と認識し、血液循環を悪くします。また、汗をかかないようにして熱を外に逃がさないように体の内部にこもらせます。例としては、「お腹の張り・ガス腹」これこそまさにお腹自体は暖かいのですが、冷えから体を守ろうとする防御反応が起こっている為、どうしても首、肩、背中、下半身などの部位に「うっ血」が起こってきます。そして以外なところで眼性疲労やドライアイなど目に関わる疾患。目には毛細血管が多い為に、血液循環が悪いとすぐに症状がでます。他の症状としては、肩こり、腰痛、生理痛、胃腸障害、下痢症、便秘症、不眠症…数え上げればきりがないくらいのほとんど疾患が自律神経と密接に関わっています。 ④「内蔵機能の低下」それは「お腹の血液の流れ」が悪いということです。胃の調子が悪ければ消化吸収が悪く胃のもたれを起こし、肝臓が悪ければ顔がドス黒く疲労感がでます。腎臓ならむくみ、大腸なら下痢や便秘など日常的な体調不良は内蔵に多いのではないでしょうか。 胃腸と脳は直接連絡網を持っています。それを「腸脳連絡」といい、胃腸への刺激はダイレクトに脳に伝わっています。加えて「幸せホルモン」と言われて人間の精神活動に大きな影響を与えている脳内神経物質「セロトニン」も実は85%が腸内で作られていると報告されています。そしてセロトニンは体内時計、睡眠のリズムを作っている脳内神経物質「メラトニン」とも大きく関係があります。したがってお腹を暖めると脳へ刺激が伝わり、認知症やうつ症が治ってしまったと言う驚きの報告もされています。 ◆危険な日常習慣『チェック!』①冷房に当たりすぎ!夏場の冷房が「冷え貯蓄」となって体に残っている可能性大!②お風呂に入らずシャワーだけ。ぬるめのお湯でいいです。たっぷりのお湯で肩まで浸かって温まり自律神経を副交感神経優位にしましょう。(循環器系の疾患のある方は気をつけてください)③過食・水分の取り過ぎ!最近以外と多いのは「食べ過ぎ・飲みすぎ」代謝が悪いのに余分に摂取すれば、内蔵に負担をかけ、体に余分な水分や脂肪を溜め込むだけ。もう一度食事量を見直してみては?④電磁波に囲まれている。電磁波は「自律神経」を狂わせる作用がある為、血管を収縮させてしまいます。仕事ではパソコンの前に座りっ放し、帰ったらホットカーペットでくつろぎ、ドライヤーで髪を乾かし、寝る時は電気毛布で頭の横に携帯・スマホ(電話していなくても待機電磁波がでています。)そんな生活をしていると体がどんどんむしばまれてゆきます。⑤静電気が発生!パジャマのフリース上下を着てアクリル毛布にくるまると、寝返りなどで摩擦を起こし寝ている間に静電気が発生し長時間の帯電が起こり不眠や便秘や肩こりなど「自律神経の乱れ」が起こります。 ◆対策法として簡単に体を温める方法として、貼るタイプの使い捨てカイロを「うっ血」を取るため、おへそ又は下腹に一枚、背中にも一枚貼るのがポイントです。グッズとしてシルクの腹巻、毛糸のパンツ、レッグウォーマーで足首防御、スカーフ&マフラーでうなじ防御、五本指ソックスなどがとても有効です。それと寝る時の湯たんぽ。ゴム製の湯たんぽは当たりがよく、お腹、太ももに乗せるのが最適です!冷えが強い人は足元にも入れてもらえばW効果でなお、goodです。そして毎日の布団乾燥機。人は寝ている間に約コップ2〜3杯の汗をかきます。部屋に湿気をこもらせない用に換気をしながら行いましょう。 ◆まとめ「冷え」というものは体にとって対人関係と同じくらいストレスになるものです。「免疫力の低下」や「内蔵機能の低下」は風邪を引きやすくさせてしまいます。「自律神経の乱れ」は精神状態を悪くします。こういった重大な健康障害も体をあたためることで予防できるのです。 ★☆毎日のまめな行動があなたを「冷え」から守ってくれます☆★ < 過去の記事 新しい記事 > 最新記事一覧 「痛み」は脳である!NHK腰痛治療革命 脳(前頭葉)の萎縮で「感情の老化」が始まる 若さは首にでます。秘訣は睡眠時、首を冷やすべからず! カテゴリー 足ブログ 身体ブログ アーカイブ 2016 2015
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